24歳、東京・麻布にあるレストランでのアルバイトから私のキャリアが始まりました。
社員登用で正社員になると「目的を決めること」「考えて行動すること」など厳しいけれども、仕事上で大切なことの多くを先輩方に教わりました。
ただ日々夢中に一生懸命やっていました。そんな日々が今思うと私の財産ですし、この経験が今につながっているのだと実感しています。
また、その一生懸命がしっかり報われる環境だったこと。年齢や経験に関わらずに評価をされたこと。若くても上を目指せる社風が好きでした。
キャリアのスタートはみんな
なにごとにも手を抜きたくない
ですが、結婚・出産を機に、自分自身の長期的なキャリアを考え、福井県へのUターンを決めることになりました。
都会の待機児童問題と私の働きたい意欲。
子どもが祖父母の付近でのびのびと育つためにも大切な決断でした。
このころから「キャリアの設計」は私の人生のテーマになりました。
しかし、子どもが小さいので地元に戻ってきた時は飲食店以外を希望しました。地元の北陸に戻ることを決め、お仕事探しをしているとき、出会ったのが、サビ−でした。サビーは働き方へ柔軟な考えを持っていて、プライベートも子育ても妥協したくない、と考えを尊重してもらうことができ、正社員ながら子育てが落ち着くまで短時間での勤務を提案してくれました。
空間、時間、人。ハッピーをつくりたい。
少し前までは、おもてなしして、「ありがとう」と言われることの方がとても嬉しかったんです。
もちろん、それは今でも変わらないのですが、「誰が楽しんでいるか」「誰が笑っているのか」反応を見られることがとても嬉しいと感じるようになりました。
今後は、フードビジネスにとらわれないこのビジネスをもっともっと面白くしたい。マネジメント、教育にチカラを入れ
スタッフに成長してもらうことがいちばん大切だと思っています。
それには私自身の成長も大切になります。やりたいことをしっかり極めながら、
「10年先に何をしていたいか？？」
自問自答しながら、続くストーリーを大切にしたいと思っています。